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| 和来日記:2001年11月20日(火) |
【沖縄と台湾の風水】
約1ヶ月ぶりに日記を書きます。
石塚さんや野の花さんから励ましのメールを戴きありがとうございました。 急用で本土に行くことになったり、台湾に風水の視察に行ったりしていて
バタバタしてなかなか日記が書けずにいました。
日記を楽しみにされている方のためにも、台湾に視察に行った時のお話を これから何回かに分けて書いてみたいと思います。
さて、福建省や香港、韓国、インドなどには今まで行ったことがあるのですが、 沖縄と台湾はお隣りなのに何故か一度も行ったことがありませんでした。
今回の台湾行きは沖縄と台湾との風水繋がりを調べてみたいという動機で 計画しました。
現在の沖縄の風水や住宅の作り方については一通り調査を終えましたので、 300年程前の蔡温の時代に沖縄で行われていた風水について詳しく知りたい
と思ったからです。 蔡温たちが中国福建省で風水を学んで羅経を戴いて帰った ことはわかっているのですが、どのような風水を学んだのかはよくわかって
いません。 そこで、同じ福建省からの流れを持つ台湾にその謎を解く鍵が あるかもしれないと思い実際に行って確かめてみることにしました。
ただし、言葉の壁がありますので通訳兼ガイドが必要でした。 ちょうど沖縄ツーリストの金城幸代さんが現地の観光ガイドを紹介して
くださることになり、台湾行きが実現しました。
台湾は沖縄から西にありますが、今年から来年の2月頃までは歳禄神という 金運の神様がいらっしゃる方位ですので、沖縄の経済が良くなることも願い
ながら出発しました。
那覇国際空港から台湾の中正国際空港へは約一時間、時差は台湾が一時間 遅れとなります。
お天気にも恵まれて飛行機は揺れることなくスイスイと飛んでいきました。
中正国際空港に着陸する前に窓から眺めた景色は私にとって大変素晴らしい 歓迎のプレゼントでした。 台湾の村落の地形とそれに合わせて風水を考慮して作られた住宅や屋敷森が
空の上から手に取るようにわかるのです。 これほど素晴らしい風水の教科書はありません。
田んぼの中に点在する屋敷森のある住宅を見たとき、私の故郷である島根県 の出雲平野の景色を連想しました。
出雲は冬にシベリア寒気団から吹きつける 北西の季節風が強いため、防風林として黒松を屋敷の西〜北西に植えて住宅を
防護します。 したがって、上空から見ると田んぼの中に規則正しく同じ方位に 向いて住宅が建てられています。
しかし、台湾の屋敷は門のところだけを残して周囲は全て樹木によって 囲まれています。 沖縄の住宅のように門の開け方や住宅の向きが必ず南向き
かというとそうではありません。 それぞれの住宅は方位に対して規則性は あまりみられませんでした。 それよりも道路や川など周辺の地形環境に合わせて
住宅が作られているようでした。
まさに、中国風水のお手本のよう光景でした。 母屋は高くして背後には 防護林を植え、前面はなだらかに広がり、池などを作って、コの字型になる
ように左手や右手には別棟を伸ばしてその外周りに防護林を植えています。 台湾では方位より地形に住宅を合わせながら作っていることがよくわかります。
飛行機はゆっくりと中正国際空港に降りていきました。これからどんな出会いが待っているのか楽しみです。
§今日の風水一言アドバイス:環境と戦おうとしないで受け入れなさい§
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