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和来日記:2004年8月9日(月)

【2004年8月の風水開運アドバイス】

   

 本土は猛暑に見舞われて集中豪雨が頻発したり、台風もよく来襲しているようで今年も異常気象ですね。 特に東京はヒートアイランド現象が進んで酷暑のようですね。

 原因はいろいろ挙げられるでしょうが、その一つに汐留地区に新たに出来た高層ビル群が海風を遮るために都内の気温が下がらないと言われています。 そんなビルごときで都内の気温が左右されるのかと思われる方もあるかもしれませんが、風の流れが変わると周辺の環境に大きく影響を及ぼします。

 汐留に限らず、マンションなどの高層住宅が建つと周辺の住宅に影響が出ます。 一つには日照の問題が挙げられます。 高層ビルの北側の住宅は日が当たらなくなります。 このことはよく知られていて住民には日照権が与えられています。 日照を確保するために建築基準法では斜線制限(採光や通風などに支障を来さないように建築物の各部分の高さを規制したもの)や日影規制(建物を建築する場合にその隣接地に及ぼす日影時間を規制するもの)によって建築物の高さを制限しています。

 ただし、いくら法律通りに建てたとしても問題が起きないということはありません。 高層ビルによって視界や日照が妨げられるのは避けれないからです。 また、多く論議されるのは日当たりの問題であって風通しが悪くなったから訴えるということはあまり聞きませんね。

 風水では文字通り風の流れと水の流れを重要視します。 この二つは住環境や住人に大きな影響を与えるからです。 水に関してはよく知られていて、ダムを建設したり、河川の流路を変更すると下流に大きな影響が出ることがわかっています。 また、海を埋め立てて大きな構造物を作る場合や水門を閉め切る場合など、水の流れが変わる場合には周辺環境に与える影響を調査予測する環境アセスメントが行われています。

 一方、風については、建築物の安全性を確保するために建築物自体が受ける風圧の計算などは行われますが、その構造物が出来ることによって周辺にどれだけの風の変化を与えるのかというところまではあまり考慮されていないようです。

 しかし、新宿の高層ビル群のビル風に象徴されるように、建物が出来ると確実に風の流れは変わります。 風水では風の流れについても考慮するように教えています。 例えば大きなビルとビルとの隙間の正面に当たるところに建つ住宅を大凶と考えます。 これはビルの隙間を通って強風や突風がこちらに向かってぶつかって来るため、風殺(ふうさつ)を受けるとして「天斬殺(てんざんさつ)」と呼んで注意を促しています。 こういう場所はビル風をまともに受けるわけですから落ち着きません。

  実際私が携わった現場でもビル風が予想できる場所がありました。 設計士さんも施主さんもさほど気にしていませんでしたが、私はビル風に対して考慮するように強く指摘し、設計に生かしてもらいました。 建物が出来上がって一年ほどして施主さんの家を訪問しました。 実際に住んでみると床下に2トン近く炭を敷いたこともあり、住宅は快適な環境で風水を取り入れて良かったと喜んでいただきました。 おまけに、新たに子宝にも恵まれたという嬉しい話を聞きました。

 そして、「和来先生、ビル風って本当にすごいですね。ここに住むまでは良くわからなかったのですが、台風の時にはっきりわかりました。 『ここはビル風が吹きますよ』と先生のおっしゃった場所は台風の時にとても風がきつくて花や木が押し倒されて枯れるので風の通り道がはっきりわかります。 同じ庭でも他の場所とは全く違います。 『庭のここに風除けになる木を植えなさい』と先生がおっしゃって下さっていたのに、最初はあまり気にかけないで何もしないでいました。 でも台風を経験してよく意味がわかりました。強い風は適度に抑え、緩くして住宅に招き入れるという風水の教えはとても大切なことですね」。

 このように、風の流れをよく知り、上手くコントロールして住み心地の良い環境をつくることも風水の一つです。 汐留などの高層ビル群を計画する時には特に風水の発想が必要だったのかもしれませんね。 今後の都市計画では合理性や経済性ばかり追求しないで、積極的に風水的な発想を取り入れていくことが望まれます。

  さて、八月は暦では、立秋(りっしゅう)から処暑(しょしょ)の時期です。 今年の立秋は8月7日です。 この頃から少しずつ秋風が吹き、ひぐらしが鳴き始めると言われています。 沖縄でも8月に入って少しずつ秋風を感じるようになりました。 古今和歌集に「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」という藤原敏行の歌がありますが、これは立秋の日に詠んだとされています。

 立秋を過ぎたとは言えまだまだ暑い日が続きます。 また、夜寝苦しかったり、冷たいものを飲みすぎたりしているとこれから9月にかけて夏バテもやってきますので、普段の生活で食事や睡眠が十分にとれるように工夫されてください。

 処暑は8月23日ですがこの時期になると綿の花が開き、穀物が実を充実させてくると言われています。

 昔から八月は一年で最も暑さを感じる月で、夏バテ対策や涼しく過ごす方法がいろいろ 考えられてきました。  その中でも風水と関連があるものに「風鈴」があります。 窓辺に風鈴を飾ると風が通 るたびに「チリンチリン」と涼しそうな音がします。 この音を聞くことで気温は変わら なくても、なんとなく涼しくなったような気がしますよね。

 ところで、風鈴はもともと魔除けのための風水グッズだったということを御存知でし たか?昔の人は怨霊や悪魔、鬼などのお化けや幽霊の存在を信じていましたので、これ らの恐ろしいものが家の中に入ってこないようにいろいろ対策を立てました。  その中の一つに「幽霊は音の出るものが嫌い」という習性に目をつけて、家の軒下に 風鈴を吊るすようになったと言われています。  夏になると必ずといっていいほど怪談話がTVで放送されますが、恐い話を聞いて涼 しくなる効果を期待しているのかもしれませんね。  「お盆」の時期と重なる頃ですから、なんとなくこの時期になると霊の存在が気になる のでしょうか。 恐い話が気になる方は風鈴を置いてみて下さい。

 さて、月遅れの「お盆」は8月13日〜8月16日ですが、沖縄や一部の地域では旧 盆で行ないます。 沖縄では今年は8月28日が先祖(グソーンチュ)をお迎えする日(ウ ンケー)で、8月30日がお送りをする日(ウークイ)です。お盆にはごちそうを用意 して御先祖をお迎えし、青年たちが踊り(エイサー)を踊ってもてなします。  特にお帰りになる日には、太鼓を打ち鳴らしながらエイサーを踊って町中を繰り歩き ます。 先祖の霊がこの世に居残らないように太鼓を大きな音で打ち鳴らすという話を聞 いたことがあります。

 8月は夏祭りや花火大会があちらこちらで催されます。 二人の仲を深める ためにも一緒にお祭りにいったり花火を見に行くとよいでしょう。 祭りで盛り上がった エネルギーは二人のハートを燃えあがらせるに違いありません。

【今月のラッキーデー他】

ラッキーな日は8月9日、8月17日、8月30日です。

ラッキーアイテムは風鈴、花火、水盤、噴水。

ラッキーな食べ物は野菜炒め、ゴーヤー、酢の物。

ラッキーカラーは黄、オレンジ、赤です。

 

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