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【引越し方位が悪い場合にはどうすればよいのか?】
「引越し方位を鑑定してくれる良い先生を紹介して欲しいと ラジオ沖縄に問い合わせたら和来先生を紹介して貰いました」と言って
Aさん夫婦が尋ねていらっしゃいました。
話を聞くと現在住んでいるアパートから車で5分ほどのところに マンションを購入したので、引越したいが方位
が気になるので 鑑定して欲しいということでした。
まず最初にAさん夫婦に私の考え方をお伝えしました。
「引越しに関する吉方位や凶方位 に関しては 従来言われてきたことが果 たして本当かどうか私も現在研究中です。
気学による方位の吉凶は迷信であるとはっきりおっしゃる 暦の研究家もいらっしゃいます。
一方、凶方位に旅行したり引越したため災難に遭ったという話も 時々耳にします。
昔に比べて現代は交通手段も大きく変わって、 車や電車、飛行機で移動する時代になりました。
それに伴って生活範囲や活動範囲も大きく広がってきています。 沖縄の人が本土に移転したなら、その土地の水が合わないとか
食べ物が合わない、気候や環境が違うといったことで体調を崩しやすいので、 方位だけでなくいろいろなことに注意しなければならないでしょう。
しかし、『車で5分ほどのところに引越す』というのは、 普段の生活圏の中での引越しになります。
毎日のようにその辺は通りかかっているでしょうし、 もっと遠くまで出かけているでしょう。
地元の人とのつき合いも大きく変わらなければ、 電話番号も変わらないでしょうから、それらのことを考えると、
引越し方位はAさんたちにとって大きな問題ではありませんよ。
それよりも住宅が吉相かどうかのほうがはるかに大きな問題です。
今住んでいるアパートよりマンションのほうが住み心地がいいのなら 『善は急げ』です。
早めに引越して開運したほうが良いですよ。」 とお話しました。
するとAさんが、
「実は先生、一週間前に他の易者に観てもらったんです。そしたら、 『奥さんの本命殺方位にあたるので大凶である。
それを避けるためには、 アパートから一旦ホテルに宿泊し、それから引越しなさい。
味噌や塩を持ってホテルに移って49日間ホテルで寝泊りしなさい。 死んでから49日であの世に行くのと同じ日数滞在しないと運気が変わらない。
昼間の時間やシャワーなどはマンションのものを使っても構わない。』 と言われました。
『49日間もですか?長すぎませんか?』と尋ねると、 『それでは30日間でも良い』と言われました。
最初に49日間と言っておきながらすぐに違うことを言いますし、 話の内容にどうも納得いかないんです。
それでも、言われた方角のホテルに電話して尋ねたら、 1ヶ月滞在すると十万円近くかかります。
引越しの費用もかかりますし、 心配でこの一週間よく眠れませんでした。それで、ラジオ沖縄に良い占いの先生を紹介して欲しいと電話したんです。」
「なるほど、事情はよくわかりました。 その易者さんと同じ気学で調べて観ましょう・・・。
移動方位は南の午方位ですから今年の「太歳」方位 にあたり、吉方です。 今年誰にとっても大凶と言われている方位
は 五黄殺=東方、暗剣殺=西方、歳破=子方(北)、月破=戌方(北西) となっています。
これプラス個人の本命星方位 から観た本命殺と本命的殺が大凶方位 です。
御主人の本命星は五黄土星ですので五黄殺方位 =本命殺方位、 暗剣殺方位=本命的殺方位
となります。 さらに4月の星の動きは・・・・・。
というわけで、ご主人にとっては大きな問題はありません。
奥さんの本命星は二黒土星ですから、本命殺=南方、本命的殺=北方 になります。したがって、マンションは奥さんにとって本命殺方位
にある ということになります。
昔から気学では「五黄殺」「暗剣殺」「本命殺」「本命的殺」「歳破」「月破」
を六大凶方位と呼びこの方位に移動・移転すると激しい凶作用に見舞われる のでこの方位に動いてはならないと言われて来ました。
しかし、はっきり言ってその根拠には疑問があります。 全て鵜呑みにしなくてもよいでしょうが、
大凶方位とされている以上、無視するわけにもいきません。
自分の本命星があるほうに向かって動くわけですから、 奥さんの星の勢いが強くなると考えられます。
そうした場合に、自己主張や我が強くなって何でもやりすぎる傾向が出てきます。
言わなくてもよいことを言ってしまったり、余計なことをして失敗しやすかったり、 トラブルの元を自分から作ってしまいます。
また、気が大きくなって見栄を張ってお金を浪費したり、 健康を過信して暴飲暴食をして体調を崩しやすい傾向があると判断できます。
特に、自慢話をして歩くと周りからの嫉妬や反発を受けるので 注意して下さい。 言動を慎み謙虚に生活するようにして下さい。
昔から、首里の侍は移動の方角が悪い時には、 逃げ道として「首里の達磨寺にお参りすれば、その後はどの方位
に移動しても良い」 という都合の良い取り決めをしました。
本土でも、『方違え神社』を決めてその神社にお参りすればどの方位 に 移転しても良いとしました。
Aさんたちは中部ですのでその地域を管轄している神様の祭られている 普天間神宮に引越しの報告のお参りをしてから引越しをなさって下さい。
これはちょうど役所に転出届や転入届を出すようなものです。 『本命殺方位に引越しますが無事であるようにお守り下さい』と祈れば
良いでしょう。 徒歩で何ヶ月もかかって旅をした昔にあっては、 途中で病気になったり山賊に襲われたりして
行き倒れになる危険がたくさんあったに違いありません。 旅することは命がけだったことでしょう。
そういう時代では移動方位が吉か凶かは心理的にも 大きな影響があったかもしれません。
しかし、交通手段も大きく変わって、 車や電車、飛行機で移動する時代になり、
海外でも日帰りできるようになりました。 ホテルに1ヶ月滞在して云々というのは現実味がありません。
ましてや車でわずか5分のところに引越すんですから、 そんなに大げさに考えなくても良いでしょう。」
「そうですね。 先生のお話は理解できますし、よく納得出来ます。 妻の性格から考えると何も意識しなければ
先生の先ほどおっしゃったようなことが起きそうな気もします。 夫婦とも謙虚さを肝に銘じて過ごしたいと思います。
それにしても、易者に『本命殺というのは何が悪いのか?』と聞いたら 『とにかく悪い』としか答えてくれませんでした。
滞在しなさいと薦められたホテルの方位 は東でしたから、 私にとっては逆に悪かったわけですね。
先生、これで安心して引越しが出来ます。 ありがとうございました。」
方位に関する考え方は鑑定なさる先生によってもちろん異なります。 当然、他の考え方も多々あるかと思いますが、
私は本に書かれているからというよりも その考え方の根拠や今までの経験に基づいて
現代のライフスタイルにマッチしたアドバイスをしています。
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