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::: 万国津梁館見学ツアー :::

2017/05/31


2000年G8九州沖縄サミット会場

 5月30日に万国津梁館で法人を対象とした見学ツアーがありました。私もマリンサファイアの横川さんの紹介で参加しました。

 万国津梁館は2000年7月にG8九州沖縄サミットにて主会場として「G8首脳会合」が開催された場所です。

 2003年頃だったかと思いますが、行政機関の依頼を受けてここのサミットホールで風水の講演をしたことがあり、音響や照明設備だけでなく、ホールや廊下からの海の見晴らしが素晴らしかったことを今でもはっきり覚えています。

 今回は梅雨空の下で小雨まじりの曇天でしたが、時々晴れ間も見えて会場案内を受けながら懐かしく感じました。
 サミット会場であったということから当初は民間を対象にした貸会場にはなっていなかったように記憶しています。2012年にザ・テラスホテルズ(株)が運営を受託してから貸会場として民間にも積極的に貸し出すようになったそうです。


万国津梁館オーシャンホール廊下

 今回はMICE内覧会も兼ねており、ザ・ブセナテラスのシェフによる新鮮な沖縄食材を用いた色彩豊かな「亜熱帯リゾートMICE料理」もふるまわれました。

 MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字だそうです。

大規模な国際会議を日本に誘致しようという国策もあって最近注目されているようです。

観光庁ホームページ↓↓↓
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 2020年には沖縄県の与那原町と西原町にまたがる中城湾港マリンタウン地区に大型MICE施設が建設予定で、それに合わせて世界最大級の観光総合見本市「ツーリズムEXPOジャパン」の2020年大会が沖縄県で開催される見込みだそうです。
 現在、沖縄はホテルやマンションの建設ラッシュで人手が足りない状況ですが、今後さらに外資系の大型ホテル建設も計画されており世界中から益々多くの人々が訪れるようになるでしょう。

 さて、万国津梁館は沖縄のリゾートホテル ザ・ブセナテラスに隣接し、沖縄県の企業ザ・テラスホテルズ(株)が運営しています。テラスホテルは沖縄の気候風土や自然環境にうまく調和するように設計されているのを感じます。その設計コンセプトの背景には琉球王朝時代の風水思想が流れ、建物を作る時に沖縄で普通に用いられてきた風水テクニックが違和感なく受容されているのを感じます。

 特に、ザ・ブセナテラスの立地や建物は沖縄の風水に適っていると感じます。風水を学びたいという方々に私が最もお薦めする現代建造物の一つがこのホテルです。ホテルの玄関を入って感じるオープンエアの空間は絶妙です。
 沖縄風水の重鎮の方から、「このホテルの建設時に『風水』と刻まれた石を見たことがある」と聞いたことがあります。

 風水的な立地や環境もさることながら、ホテルスタッフのホスピタリティ、料理、設備、リネンの心地良さも一流です。このホテルと万国津梁館は是非一度訪れてみて下さい。

テラスホテルズホームページ↓↓↓
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 沖縄の設計士は本格的に風水を学ばなくても感覚的に風水的発想で建物のデザインや間取りを設計しています。子供の頃からシーサーや石敢當を見て育っていれば、その使い方を自然に覚え、自分が住宅を建てる時にも当たり前にそれらを置くのとよく似ています。そうしないといけないというよりもそうするのが当たり前であり自然なのです。これが文化であり、伝統であると思います。

 街並みや建物が出来上がれば、それに見合った住まい方が自ずと始まります。信仰や思想、制度、法律などによって住まい方が規制されることもありますが、最終的には長い年月をかけて健康で心地よく、生活に都合の良い住まい方が出来上がっていきます。
 街並みが醸し出す氣は住民の住まい方に影響を与えます。住まい方は他人との関わり方に影響を及ぼすため、街並みによって集落や町内の雰囲気も異なってきます。

 琉球王朝時代には中国や日本からの賓客を食事や芸能でもてなしていました。時には滞在期間が数か月にわたることもあり、沖縄には、うわべではない心と心を通わせる本物のホスピタリティがしっかりと根付きました。
 今回、スタッフの真心込めた(チムぐくる)もてなしと食材を活かした絶妙な味付けの料理に大変豊かな気持ちになりました。

 九州沖縄サミットが開催された2000年は『琉球王国の城(グスク)及び関連遺産群』が世界文化遺産に登録され沖縄が世界中に知られた年です。首里城をはじめとして琉球王国時代の沖縄独特の思想や文化が都市計画や建築様式としてかつて存在し、現在も息づいていることが高く評価されたと感じます。

 私は琉球王朝時代の信仰や習俗、生活規範の背景に「風水思想」があったと考えています。王城のみならず首里や那覇の都市から離島の村落に至るまでそのデザインに風水思想が影響しています。

 万国津梁館には、2000年G8サミット開催地に沖縄を決定した故・小渕恵三首相の銅像があり、座右の銘として『宿命に生まれ 運命に挑み 使命に燃える』と書かれています。今回、万国津梁館の見学ツアーに参加して、この言葉に感銘を受けました。

 これからの自分の人生を「使命に燃えて生きる」ことが出来ればきっと幸せだろうなと思いました。

 その時脳裏に浮かんだのは、「琉球王朝時代から伝わる沖縄の風水を整理して、現代にも通用する住まい方や考え方として世界中の人々や次の世代に伝えていく」ことでした。
 このことを自分の人生の使命とすれば、最期まで使命に燃えて生きれると感じました。故・小渕首相にここでご縁があったことを感謝します。

 まずは沖縄の風水を整理、研究、教育する機関として予定通り今年中に沖縄風水アカデミーを立ち上げたいと思います。
 そして、日本全国の人に学んで貰えるカリキュラムを作り、毎年沖縄で研究・実践発表会や交流会を開催しようと思います。沖縄でのイベントでは首里城見学やパワースポット巡り、万国津梁館やザ・ブセナテラスでの発表会や交流会を考えています。

 昨年12月に万国津梁館で風水イベントを開催されたマリンサファイアの横川さんが、今年も12月に風水イベントの予約を入れているそうです。そのイベントにタイアップして沖縄風水アカデミーの紹介もしたいと考えています。

マリンサファイアホームページ↓↓↓
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 今回、万国津梁館のスタッフの皆様には我々のような小さな企業にもお声を掛けて下さり、心温まる丁寧なおもてなしをしていただきました。

 今は数十人のセミナーや発表会しか企画できませんが、将来、風水の国際会議を沖縄で開催できるようになるぐらい、世界的に評価されるような内容と人材が育つように使命感を持って仕事に励んでいきたいと思います。
 沖縄は小さな島国ですが、琉球舞踊や三線、沖縄空手など、世界中に生徒を育てながら沖縄の芸能文化を伝えて来られた先輩方がたくさんいらっしゃるので、勇気が湧きます。

 島根の「沖縄風水アカデミー・風水デザインコンサルタント養成講座修了者」の皆様をはじめ、和来日記の読者の皆様方、これまでの12年間ブランクのような期間がありましたが、支えていただきありがとうございました。

 和来龍は6月から、使命感を持って本格的に沖縄での活動を始めます。よろしくお願いいたします。


万国津梁館サミットホール




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::: 旅立ちと新生 :::

2017/05/29


人生は風のように流れ木々のように大地に根を張る

お待たせしました。
今年二回目の和来日記になります。

 私は2005年の酉年に沖縄から出雲へ移住しました。干支が一巡し、再び酉年が巡る今年、沖縄に拠点を移すことを決めて昨年から準備を進めて来ました。
 4月の沖縄への移住に先立ち、出雲での親の介護や世話について兄弟や親せきにお手伝いをお願いし、仕事にも支障が出ないように出雲の事業を縮小整理しました。
 いよいよ3月に入り、引越しの荷物が全て沖縄に送られると、施設にいた母親の容体が徐々に悪くなり3月下旬には天国に旅立って行きました。
意識が無くなったかと思うとそのまま眠り続け、苦しむことなく静かに息を引き取りました。87年間の人生の最後は花が枯れるように自然なものでした。
 あの世や生まれ変わりがあるとすれば、母も新しい人生に向かって私たちと同じ時期に旅立って行ったのだと思えてなりません。
一緒に新たな人生を出発していくのだと思うと悲しみを忘れ、希望を感じます。
 3月に母の葬儀を終え、予定通り4月から沖縄に移住しました。沖縄は暖かく海風が心地よく吹いています。寒さの苦手な私にとって、ここはまさに天国です。
これから自分の人生の最終章まで、大好きな沖縄に根を張って生きていきたいと思います。


事務所は巨大シーサーに守られて

 宜野湾市大山に新たな事務所も借りることが出来ました。
面白いことに事務所はシーサー児童公園の巨大シーサーに守られる場所に位置します。
不動産屋さんが言うには私たちが申し込んだタイミングがとても良かったようです。一日遅れていたら借りることが出来なかったかもしれません。不動産屋さんも大家さんも良い方々でとても良いご縁に恵まれました。
新たな事務所名は“風水デザイン -office和来-”としました。


新事務所は沖縄ラグナガーデンホテルの近く

 今回、沖縄に移住してわかったことは沖縄経済が好調で人手不足ということでした。
年々観光客が増え続けていて観光産業は特に活況を呈しています。ゆいレール(沖縄都市モノレール)は、2016年度決算で2003年開業してから初めての黒字になりました。
 人口も増加し続けていて、あちこちでマンションの新築工事を見かけます。店舗、事務所の開業も多いらしく、電話やインターネット回線を申込んでから、工事まで2ヶ月以上待たされたり、住宅の修繕も数ヶ月待たされることもあります。
 私も新しい事務所のオープンが予定より1か月以上遅れていて、看板もまだありません。
お客様にはご迷惑をおかけしていますが、6月には看板が出来、オフィス家具も入ってなんとか業務が開始できそうです。
新事務所は沖縄ラグナガーデンホテルの近くで本土からのお客様にもわかりやすい場所です。住所等は正式にオープンしてから掲載します。

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