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::: 11月の風水開運法 :::

2010/11/01

上海万博
上海万博

 10月31日で上海万博が閉会しました。7千万人以上の人が訪れたということです。私も7月に見学に行きましたが、とにかく中国人が多かったです。中国の勢いを感じました。

 10月末は台風14号が沖縄や本土に接近し大荒れのお天気でしたね。私は28日に伊丹空港から那覇空港行きの第一便の飛行機に乗りました。たくさんの修学旅行生も一緒でした。台風による悪天候のため那覇空港に降りれなければ引き返すという条件付きでのフライトでした。

 那覇に近づくと風雨が強まり、海は白波が立ち、飛行機も揺れました。着陸態勢に入ってからは風にあおられてかなり不安定でした。高度を調整し、速度を上げたり落としたりしながら強風にうまく合わせていました。見事着陸してほっとしましたが、飛行機が地上で止まっていても揺れるんです。まるで、船に乗っているようで、長く乗っていたら船酔いしたかもれません。飛行機は空気の海を航海する船なんだと変に感心しておりました。

 11月に入ると寒気が強くなってきます。
季節の変わり目は風邪をひきやすくなりますし、インフルエンザも流行しますので早めに予防注射をしておきましょう。

 今年は11月7日(日)が二十四節気では「立冬」となります。
この頃から日が暮れるのも一段と早くなり、冬の訪れを一層感じさせます。

 旧暦の10月は一般に"神無月(かんなづき)"ですが、私が生まれ育った出雲では"神在月"(かみありづき)と呼びます。
 旧暦の10月10日(新暦11月15日)には「出雲大社神迎祭」があり、日本全国から八百萬の神様が出雲大社に参集されるからです。

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 この期間は「神在ノ斎」と呼ばれ、近隣の人たちは、土地を掘り起こしたり、住宅を建てたり、修理したり、歌舞音曲を奏でたりして大きな音を立ててはいけないと言われています。そのため地元では、この祭りを「御忌(おいみ)祭」といって静粛にしています。

 わたしの子供の頃は、神様が通られる道も決っていて、私の家の前を通られる晩には、夕方暗くなりかけると雨戸を全て閉めて
「絶対に外に出てはいけない。雨戸の隙間からのぞいてもいけない。もし神様を見たりすると死ぬ。」と祖母から言われたものです。

 神在月の出雲では、全国各地で起こった良い事も悪い事もそれぞれ担当の神様より報告され、審議されると言われています。
また、土地の売買や縁結びの話し合いもされると言われています。

 国譲り神話の中で、出雲大社の主祭神:大国主命(オオクニヌシノミコト)は、「吾が治す顕露の事は皇孫まさに治めたまうべし、吾はまさに退きて幽れたる事を治めん」と言って、これから後、幽事すなわち神事を司ることになったと言い伝えられています。
 そのため、大国主命がいらっしゃる出雲に神々が呼び集められるということになったかもしれません。

 古代人は先祖を神様としてお祀りすることが多かったようです。古代に強大な出雲王朝があったとすれば、出雲民族の勢力が全国に広がり、年に一度、代表者が祖先参りをしていたのかもしれません。

 出雲大社は、奈良や京都から見ると「戌亥の方位(北西)」にあります。「戌亥方位」は「天門」と呼ばれ、天帝のいらっしゃる尊い方位です。また、死者の魂は北極星に向かって帰って行くという信仰もあります。風水では北極星は真北の子方位にあるのではなく、やや北西寄りの亥方位にあるとされています。
神話で死後の世界である「黄泉の国」の入り口が出雲にあるとされているのも、出雲大社の役割と関係がありそうです。

 新暦11月20日〜25日には、出雲ニの社と呼ばれている佐太神社でお忌まつり(神在祭とも言う)が開催されます。
神迎えの日は、境内の周辺に人を近づけず、神送り(神等去出)の時には大勢の神官が神目山までお送りします。

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 この時期の出雲は、シベリアからの季節風が強くなり海が荒れますが、昔から浜辺に「海蛇」が打ち上げられることが多く、「龍蛇(りゅうじゃ)さま」と呼び、神殿に奉納することになっています。「龍蛇様」は八百萬の神々が参集されるのに合わせて
神様の使者としていらっしゃると言われています。

 海蛇を「龍蛇さま」と呼び、神社に奉納するのは出雲地域独特の信仰です。大社の稲佐の浜にあがった海蛇は出雲大社に、日御碕にあがったものは日御碕神社に、北浦海岸のものは佐太神社に奉納されます。海蛇は神社に奉納されると「龍蛇さま」として大切にお祀りされた後、豊作、豊漁、火難よけ、家内安全、子孫繁栄の霊力を持つ御神体として信徒が貰い受けて帰ります。

 出雲大社の立地は北に宇迦の山脈、東に川、南に池や田んぼ、
西に鵜鷺に通じる長い道が配されていて、風水的には四神相応の吉相地に建てられています。

 出雲大社は古事記や日本書紀の神話時代に登場するほど古いのですが、少なくとも記紀が編纂された8世紀には壮大な建物が存在していたようです。当時の出雲には既に風水の考えがあったということが伺えます。

 また、出雲大社は神社建築で最も古いと言われている「大社造」ですが、その最も大きな特徴は建物中央を貫く巨大な「心の御柱」の存在です。ここをアンテナのようにして、天から神霊が降りていらっしゃると考えられています。家の中心の柱を「ダイコク柱」といいますが、それは大国主命(オオクニヌシノミコト)すなわちダイコクさまをお祀りする出雲大社の「心の御柱」の影響を受けています。ですから、ダイコク柱には神様が宿るとか、一家の主人をあらわすと言われてきたのです。
 
 出雲大社は風水に基づいて南面して建てられているのですが、
その神殿の神座が西方を向いています。理由はよくわかっていませんが、龍蛇さまが出雲大社の西にある稲佐の浜にあがってこられることと深い関係があるようです。

 古代の出雲大社は今よりもかなり大規模な建物で、海岸線に近く、水上建造物のような南方系の造りをしていたと言われています。出雲大社の神座の向きから、出雲の神様が海のかなたからいらっしゃったということが推測されます。このことは、沖縄の神様が海の向こうから「ゆがふ(豊かさ、幸福)」をもたらしてくれるという「ニライ・カナイ信仰」とよく似ています。

 海洋民族といわれる出雲民族の先祖が海の向こうから渡って来て、この地に移り住んだと考えることができるでしょう。遠く南の海より来れられた龍蛇さまと出雲民族のルーツがなんとなくダブって見えてきます。
 
 さて、商売をされている方にとって気になるのが「酉の市」ですね。この日は開運の神様であるおおとりの明神の祭礼が行われ、開運祈願をする人でにぎわいます。酉は十二支の一つですが、西方位にあって金運、社交運を司ります。
 したがって金運アップ、商売繁盛を願う人は11月7日(日)の「一の酉」または11月19日(金)の「二の酉」に願い事をされるとよいでしょう。

 11月15日は「七・五・三」です。子供たちの成長を氏神様や土地の神様(産土神)に御報告するために親子で宮参りをします。
男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳にお祝いをすることが多いようですが地方によって異なるようです。

 七、五、三の数字はもともと中国で縁起のよい数字であることから日本でも子供の成長を願う年齢として採用されたようです。
また、旧暦の11月15日は必ず満月になりますので、土地の神様だけでなく、大潮や月のエネルギーも得て子供の健康を願ったと考えられます。この日は子供の写真だけでなく、家族写真を撮れば家庭運もアップしますよ。

 今年の11月のラッキーカラーは茶系、グレー、黒。
ラッキーグッズは食器、大根、来年の手帳やカレンダー。
ラッキーな日は11月7日、15日、19日。
11月の風水一言アドバイスは「神在りと信じて祈れば良縁に恵まれる」です。

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