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::: 大阪での風水講演 :::

2006/06/08

osaka
大阪での風水講演会のご案内

 沖縄から出雲に引越して10ヶ月がたちました。出雲では建築家の江角俊則氏と共に古民家の再生リフォームプランが煮詰まってきて、来月から着工できそうです。
 工事に先立って、これまで手をつけずにいた母屋の屋根裏収納や蔵の片付けに追われています。ふたを開けてみると明治時代の食器があるかと思えば、昭和初期の民具や私の幼少時代のものが出てきたり…と、我が家の歴史を感じながら先祖に思いを馳せています。そんな中、築80年と思っていた母屋が実はここに移築してから80年であって、建物自体はもっと古く、築100年ぐらいであるということがわかってきました。
 リフォームは建物の基礎のやり替えや壁を増やして耐震補強をし、高齢者向けにバリアフリー化するのがメインですが、建物全体をジャッキアップして西に1mずらすなど、風水の知恵を生かしつつ建物や敷地全体のバランスを考えながら総体的に行います。
 そのため、400年間ずっとこの場所で暮らしてきた我が家にも、100年ぶりに新たな命を吹き込むという感じがします。まさに古民家再生ですね。

【リーガクラブ講演のご案内】
 6月19日(月)に大阪のリーガロイヤルホテルにて、『沖縄の風水と先祖崇拝』というタイトルで講演をすることになりました。沖縄では自然崇拝、祖先崇拝が盛んであるとよく言われますが、先祖を大切にする沖縄の伝統文化や価値観を紹介しながら、その根底に流れる風水のエキスをお話しするつもりです。

[リーガクラブ 2006年6月のイベント]
 (ref.
[日時]6月19日(月) 13:30〜15:00(受付13:00〜)
[会場]リーガロイヤルホテルクラウンルーム
    (タワーウイング28階)
[料金]一般3,000円
(和来龍のホームページを見たと言って申し込まれると2,000円)

[問合せ・申し込み先]
『エコールドロイヤルのリーガクラブ』
〒530-0005大阪市北区中之島5丁目3番68
 TEL:06−6441−1727
          

kafuu
『かふう』2006年6月9日号「この人に聞く」にインタビュー記事が掲載

 出雲では5月末からこれまで良いお天気が続いていましたが6月に入り、そろそろ入梅の季節になってきました。沖縄は既に梅雨の真最中で雨が続いているようですね。
 沖縄の風水を生かした家造りについて6月9日の琉球新報住宅情報誌『かふう』に私のインタビュー記事が掲載されます。興味のある方はご覧下さい。

 尚、6月12日(月)〜6月17日(土)の期間沖縄に滞在します。沖縄在住の方でこの期間に風水調査や設計相談、運勢鑑定を希望される方は、TEL0853−23−7231に申し込み下さい。


seimei
 映画「ダ・ヴィンチ・コード」をご覧になりましたでしょうか。私には小説のほうがずっと面白かったですね。
 さて、前回日記に書きましたように、「ダ・ヴィンチ・コード」の中に陰陽師:安倍晴明と関係深い部分が出てきます。小説の始まりのところで『ウィトルウィウス的人体図』の話題が出てきますが、この人体図は紀元前1世紀ローマ帝国初期の建築家マルクス・ウィトルウィウス・ポリオの著した建築理論書をもとにレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたものです。

 建築書の内容については、次に抜粋・引用しましょう。
『ウィトルーウィウスの建築書』、第三書、第一章
・・・・すなわち、神殿には、調和のとれた人体の各部分に倣って成し遂げられた、正確な比例がなくてはならない・・・・もし人が手と足を伸ばして仰向けに寝かされて、円の中心がその人の臍にあるのなら、手と足は円周に接するだろう。同じように正方形も、形成される・・・・足の裏から頭のてっぺんまでの身長は、伸ばした両手の幅に等しいからである。
(東海大学出版会 『ウィトルーウィウスの建築書』より引用)

 このように、神殿を建築する際には「完全な人(あるいは神の似姿)」の寸法を基準として、それに似せて作りなさいということを言っています。ここには人体は小宇宙であり、神の宿る神殿そのものであるということを感じさせます。ゴシック建築では教会堂を聖なるキリストの肉体として建築しました。「ダ・ヴィンチ・コード」の中で聖杯と女性の肉体との関係性を指摘しているのも同様ですね。

 風水にも屋敷や住宅は人の体であるという思想があり、琉球風水では門や玄関を口、トイレや勝手口を肛門と喩えます。沖縄でよく見られる亀甲墓は女性が仰向けになって寝ている姿であり、「人は女性の腹から生まれ、死んで女性の腹に帰る」ということを象徴しているとも言われています。

 特に興味深いのは、ウィトルウィウスが人体と正方形や円との関係を示していることです。風水では正方形は東西南北の四方すなわち「地」を、円は天球すなわち「天」を象徴し、羅盤はまさに円と正方形から成り立っています。

 一方、『ヨハネの黙示録21:10〜17』には聖都エルサレムが神のみもとを出て天から下って来るのを見た話が書かれています。「・・・・東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。・・・・都は方形であって、その長さと幅とは同じである。・・・・」
 風水でも東西南北の四方位を三分割して判断します。

 さて、安倍晴明神社で私が見たビジョンは神社の本殿を頭に、鳥居のほうを足にして『大』の字に寝ている人の姿でした。それは『晴明桔梗』と呼ばれている五芒星の形と重なりました。

 なぜこの形で無ければならないのか?
 それは、この形が天体からのエネルギーを集める形だからという。そのとき、晴明が猛烈なスピードでたくさんの星形を描いている姿が浮かび上がってきました。晴明は何度も何度も星形を描きながら、最も調和がとれてパワーのある五芒星を見出しました。それが、『晴明桔梗』という星型で、魔除けの効果があるとされ、現在でも受け継がれています。

 晴明は賀茂忠行から陰陽道を学びました。陰陽道には天文道と暦道がありましたが、晴明は、忠行の子の保憲から天文道を譲り受け、天文博士・陰陽師として活躍しました。この後、陰陽道は安倍家(土御門家)が天文道を、賀茂家が暦道と二派に別れて受け継がれるようになりました。

 一般に『晴明桔梗』は木・火・土・金・水の五行を星の頂点に当てはめたものと考えられていますが、私は安倍晴明が熱心に自然や天文の観測をすることによって得た成果だと感じています。

 前回の日記に登場したMさんによれば、この『晴明桔梗』がもたらす星の力と建物(神殿)配置が『ウィトルウィウス的人体図』と関係が深いというのです。確かに「ダ・ヴィンチ・コード」に出てくる黄金比やフィボナッチ数列は『晴明桔梗』にも当てはまります。

 黄金比によって形作られている物は調和がとれ、とても美しいとされ、多くの芸術で用いられていますが、巻貝やアザガオの蕾のように自然界にも多数存在しています。まさに自然は神の数字によって作られているかのようです。

 安倍晴明という人物は自然や天文の観測をする中で黄金比を読み取ったのかもしれませんね。

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